飲み物でも声が変わる!?歌う時に気をつけたい『声を出す』のに良い飲み物と悪い飲み物
2016/01/04

「歌うときってどんなものを飲めばいいですか?」
「何を飲んだら声が出やすくなりますか?」
これはよく受ける質問です。みなさんどう思われますか?
お水? お茶? ウーロン茶? ジュース? 牛乳? 炭酸飲料? ビール?
目次
歌うときにベストな飲み物
『歌う前のウォーミングアップ』の記事で「ストレッチ」を紹介しましたが、身体を温めることで声が出やすくなると書きました。
これで何となく想像がつくかもしれませんね。
答えは「少し温かい飲み物」なんです。
一番ベストなのは・・・
常温または人肌に温めたぬるめのお湯。
歌う時は、お水を常に用意しておきましょう。
カラオケボックスなどで注文する時は、「氷抜き」で注文しましょう。
「お湯」をお願いするのも手です。
そしてさらに、このぬるめのお湯にハチミツを加えるとさらにGood!!!ハチミツは喉を潤してくれる特効薬。
でも、ハチミツレモンはNG。
柑橘系、特にレモンは喉に刺激を与えてしまうので、逆効果になってしまいます。
歌う前は喉を保護する事が大事になってくるのですね。
歌う前、歌う時に飲まない方がいいもの
冷たい飲み物は全般的にNGです。
冷たいと、身体が冷えて喉を固くしてしまうので逆効果なんです。
●緑茶
お茶の粉が喉にまとわりつくと、喉がイガイガして咳きこんでしまう原因になります。
温かい緑茶でもNG。
●ウーロン茶
ウーロン茶は、油料理との相性が抜群というだけあって、喉の油分を取り去ってしまいます。
なので緑茶と同様、温かくてもNG。
●ジュース
ジュースと言えば果物。
柑橘系のオレンジ、グレープフルーツなどは喉に刺激を与えてしまうので、美味しいけれどNG。
●牛乳
喉が滑らかになりそうな気がしますが、実は全く逆。
喉に引っかかってしまいがちなのでNG。
●炭酸飲料
のどごしがいいので、歌うのには効果的か?と思いきや、実はこれもNG。
炭酸でお腹がふくれてしまい、げっぷが出やすくなる上にお腹に力が入りにくくなるのです。歌っている途中にげっぷが出てしまわないように、気をつけましょう!
●ビール
アルコールが入ると、確かに声がよく出て歌いやすくなります。
これはアルコールで身体が温まり、気分がハイになるからなんです。
いつも以上に力んで声を出してしまう事で、喉に負担がかかり、後々声がガラガラに・・・なんてことにもなりかねません。
アルコールは、ほどほどに!
まとめ
のどを保護するとは?
と、書くと『のど飴』が真っ先に浮かんでくる人は多いのではないでしょうか?
確かに、のどを保護する事に関して言えば、のど飴は有効な手段の一つです。が・・・
歌う前にのど飴を使ってしまうと、のどの粘膜が強くなりすぎて、かえって良くない場合もあるのです。
歌う前(声を使う前)歌う時(声を使う時)は、軽く喉を温めて、適度な潤いを持たせる。
それには、『ぬるま湯』が最適なわけです。
ぬるま湯と一緒に『ウタウマッ!』を使うのもおすすめ。
というのも『ウタウマッ!』は、のどを適度に潤して保護する成分も配合されているから。歌う(声を使う)前や、後にはピッタリの商品ですね。